2019 week17&WC
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- 【NFL】 2019
明けましておめでとうございます。年末年始は諸々と家族サービスもありまして更新が滞ってしまいました。その間にNFLでは熱い戦いが繰り広げられましたね。
●week17
最終週を簡単に振り返っておく。最も注目を集めたのが地区優勝決定戦となった49ers vs シーホークスの闘い。最終週の最終戦。アメリカではかなりの視聴率を稼いだと思われる。試合内容もその期待値に相応しかった。序盤は49ersが有利に試合を展開しながら後半は点取り合戦の様相となり、4Qには5点差まで詰まっていた。そして試合終了間際、シーホークスがゴール前まで迫る。逆転優勝は目の前。残り時間も1分を切っており、栄光への1st down goal と思われた。しかし49ersディフェンスも意地を見せTDパスを許さない。そして運命の4th down 。インサイドレシーバーが中に切れ込みパスを取ったが、そこはまだエンドゾーンではない。すぐさまディフェンダーが二人がかりで襲いかかり、エンドラインに届くか届かないかでダウンとなった。審判が映像を検証したところ、残り数インチでTDならず。運命を分けた数インチ。これは語り継がれる名勝負となった。この結果、49ersは地区優勝&第1シードを獲得。シーホークスはワイルドカードに回った。
そしてもう一つ。この週の大番狂わせがAFCの方で起こった。ペイトリオッツがドルフィンズにまさかの敗戦を喫したのだ。この結果、最終週で無難に勝利したチーフスが第2シードを獲得し、あのペイトリオッツが1st ラウンドバイを逃すという事態になった。相武さんも意気消沈といったところか。
プレーオフのシード順を整理しよう。
【AFC】
①レイブンズ
②チーフス
③ペイトリオッツ
④テキサンズ
⑤ビルズ
⑥タイタンズ
【NFC】
①49ers
②パッカーズ
③セインツ
④イーグルス
⑤シーホークス
⑥バイキングス
従ってワイルドカードの対戦は以下のようになった。
【AFC】
ペイトリオッツ vs タイタンズ
テキサンズ vs ビルズ
【NFC】
セインツ vs バイキングス
イーグルス vs シーホークス
●ワイルドカード
年明け。今年はまだ年始休みが連なる中AFCが、そして初勤務日にNFCが、それぞれワイルドカードの闘いに突入した。そして。。。
やっちまったね、ペイトリオッツ。最終週のドルフィンズ戦に続き、今度はタイタンズに敗戦。ディフェンディングチャンピオンがこのタイミングで終戦となりました。シーズン後半の戦いぶりが怪しいとは思っていましたが、やはりそろそろ世代交代しないとまずいですね。ブレイディの活躍はもはや伝説となって、輝かしい栄光は揺るぎないものとなっている。だからこそ今季の成績を恥じることは一切ないんだけど、やはり伝説が色褪せた姿は誰も見たくないもの。この敗戦を花道にするというのもひとつではないかと思うわけです。また長年に及ぶエース君臨は次代のエース養成の足枷になる。首脳陣もおそらくそのタイミングに悩んでいたんじゃないかと。熱狂的な彼のファンである菅谷アナも「お疲れさん」と言ってあげたいのではないか。ただ相武さんはこの後番組に来てくれるかな。
そして、同じAFCのテキサンズ。若林は生で見れたのかなぁ。年始の特番でそれどころじゃなかったかもしれないけど、仕事中だったらそわそわしてただろうね。テキサンズは終始劣勢だったが、見事に後半追い上げ、逆転に成功。しかし試合終了ギリギリでOTに持ち込まれる。そして死闘のOTに決着を着けたのはワトソンの強靭なフィジカルと運だった。両サイドからのオープンブリッツで潰されたかに思えたワトソンは双方からタックルを受けたことで、バランスよく支えられる格好となり、サックされずに体勢を残した。そのまま逃げて放ったパスはLBがブリッツに入ってがら空きとなった右フラットゾーンに走り込んだRBジョーンズにヒット。RACがロングゲインに繋がり一気にレッドゾーンに入った。ワトソンがサックされたと思ったセカンダリーも一瞬気が緩んだと思うよ、これは。テキサンズはそのまま難なくFGを成功させ勝負を決めた。前半無得点からの逆転劇、そして勝ちきれずOTに持ち込まれる様はテキサンズならではのムラのある展開で、ある意味「らしい」ゲームだった。若林の入籍パワーはまだ続くのか。もはや若林にとっては、奥さんが絶対的な勝利の女神だろう。次戦、マホームズ率いるチーフスとチャンピオンシップ進出をかけて対戦。
一方のNFC。番狂わせはないと踏んでいたけど、まさかのセインツ。第6シードのバイキングスに敗戦。市来アナがいないからだよ!と思ったけど、収録は今週だね。ってことは市来アナが戻ってきたと同時に敗戦ってことか。これは強烈なカムバック劇となりそうですな。せっかくの番組復帰は呪いのお出迎え。春日超えも囁かれるのではないか。ちなみに休んでた2週の「諸事情」ってなんだ?インフルエンザとかならまだ安心するけど、闇営業や不倫発覚による謹慎とかじゃないよね。まぁ、それだったら2週間で復帰できないだろうけど。ちゃんと無事に帰ってきてよね。鈴木アナも2週続けて「おっさんだけだと画が汚い」ってディスられてかわいそうだし。そして、市来アナは次はどこのチームを推すのかな。次で3チーム目。やっぱり、ここは同期岩田アナが激推ししてた「イケメン」マホームズに釣られてチーフスかな。それで次週若林とバチバチな戦いというのも面白い。もしくは圧倒的なオフェンス力を誇るレイブンズをオードリー(というか春日)に取られる前に取ってしまうということもあり得ますな。ちなみにNFCのワイルドカードは試合内容追えてないです。ただ、4Qにセインツが追い付いてOTに持ち込んだみたいだね。ブレイディに続きブリーズも敗れ40代のおっさんQBが立て続けに姿を消した。やはり時代は次の世代に向かっているのかもしれない。
シーホークスはイーグルスに勝利したが、シード順的に逆転であるものの、下馬評通りで番狂わせとはいえない。ただ結果的に第5、第6シードのチームが共に勝利を挙げたと言うのは珍しいかもしれない。
最後に次週ディビジョナルプレーオフの対戦を整理。
【AFC】
レイブンズ vs タイタンズ
チーフス vs テキサンズ
【NFC】
49ers vs バイキングス
パッカーズ vs シーホークス
勝った方がチャンピオンシップ進出です。NFCは「運命を分けた数インチ」のリベンジに燃えるシーホークスが49ersとの再戦を実現するかもしれないね。ただ、49ersも勢いに乗るバイキングスには要注意ですよ、春日さん。
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